第10卦 履(り)― 履む/慎重な行動
卦辞(全体の意味)
慎重な歩みと正しい振る舞いを説く卦である。薄氷を踏むように、あるいは虎の尾を踏むかのように、成功は注意深さと状況認識にかかっている。賢者は尊厳と誠実さをもって行動し、軽率さや傲慢さを避ける。
象(イメージ・象徴)
上に天、下に沢。力と喜びの均衡を示す。滑りやすい道を歩くように、状況を見極めながら進め。正しい態度と鋭い判断が成功を導く。
爻ごとの解釈
(変爻は行動と節度の教えを示す)
- 恐れず、しかし慎重に ― 一歩一歩を確かめよ。
- 正道を守れ ― 誠実さが身を守る。
- 軽率は危険を招く ― 不注意は凶を生む。
- 自信と警戒の均衡 ― 突き進むな、だが怯むな。
- 品位ある歩みが吉 ― 落ち着いた態度が幸運を呼ぶ。
- 危険が大きすぎる ― 退く判断こそ最善の行動。
第10卦の要点
- 慎重な前進
- 誠実さと敬意
- 大胆さと用心のバランス
第10卦を得たなら、行動一つ一つに意味がある。注意深く、品位をもって進めば、道は開ける。
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